赤ちゃんの肌を守るために保湿は欠かせません。
でも、いざ保湿剤を選ぼうとすると「ベビーオイルとワセリンってどう違うの?」と迷ってしまうママも多いのではないでしょうか?
どちらも赤ちゃんのスキンケアによく使われますが、特徴や使い方が異なります。
この記事では、ベビーオイルとワセリンの違いをわかりやすく解説し、赤ちゃんにどちらが適しているのかをお伝えします。
ベビーオイルとは?

ベビーオイルは、赤ちゃんのデリケートな肌にも使えるほど優しいオイルとして知られています。さらさらとした使い心地が特徴です。
ベビーオイルの主な成分
ベビーオイルの主成分は鉱物油(ミネラルオイル)で、さらに香料やビタミンEなどが添加されていることもあります。
ミネラルオイルは分子が大きいため肌の奥まで浸透せず、肌表面にとどまって水分の蒸発を防ぐ役割を果たします。そのため、敏感肌の方でも比較的安心して使用できるのです。
ベビーオイルの保湿効果
ベビーオイルは優れた保湿効果を持っています。
ベビーオイルは、肌の水分を閉じ込める働きがあります。とくにお風呂上がりの濡れた肌に使うと、乾燥を防ぐのに効果的です。
ベビーオイルの使い方
ベビーオイルは、軽い保湿ケアに向いています。
お風呂上がりに塗ると肌がしっとりしますし、乾燥が気になる部分に少量なじませるだけでも効果があります。ベビーマッサージにもおすすめで、肌を優しく保護しながら、親子のスキンシップを深めることができます。
ワセリンとは?

ワセリンも赤ちゃんのスキンケアに使われることが多い保湿剤です。保湿力が高く、乾燥対策や肌荒れ予防に役立ちます。
ワセリンの主な成分
ワセリンは石油を精製して作られる保湿成分です。
純度の高い「白色ワセリン」は、不純物が取り除かれており、赤ちゃんにも安心して使えます。ワセリンは肌の表面をコーティングし、水分の蒸発を防ぐことで、乾燥から肌を守ります。
ワセリンの保湿・保護効果
ワセリンは、非常に高い保湿力を持っています。乾燥がひどいときや肌荒れが気になるときに使うと、肌のバリア機能を高め、刺激から守ってくれます。
とくに皮膚トラブルや傷が治る過程では、ワセリンが肌のバリア機能を補い、治癒を促進する効果があります。
ワセリンの活用シーン
ワセリンは、あらゆる部位に使える万能アイテムですが、とくに乾燥がひどいときや肌荒れが気になるときに適しています。
冬場の乾燥対策や、よだれかぶれの保護に効果的です。また、おむつかぶれ予防にも使われることがあり、肌を刺激から守るのに役立ちます。
ベビーオイルとワセリンの違いを比較!どっちを選ぶ?
ベビーオイルとワセリンは、どちらも赤ちゃんの肌を守るための保湿剤ですが、特徴が異なります。どちらを選ぶべきか、比較しながら考えてみましょう。
項目 | ベビーオイル | ワセリン |
---|---|---|
主成分 | ミネラルオイル・植物オイル | 石油由来の保湿成分 |
テクスチャ | 軽くて伸びが良い | こっくり重め |
保湿力 | 適度な保湿 | 強力な保湿 |
使用感 | サラッとしてベタつかない | しっかり保護するがベタつく |
向いている肌状態 | 軽い乾燥や日常ケア | ひどい乾燥や肌荒れ対策 |
おすすめの使い方 | マッサージや軽い保湿 | 肌のバリア機能を高めたいとき |
また、無添加のベビーオイルを探している方には「nicoオイル」もおすすめ!
nicoオイルは、「ウチワサボテンオイル」をはじめとする天然由来成分100%のオイルで、べとつかない使い心地が特徴です。赤ちゃんのデリケートな肌にも優しく、日常の保湿ケアにぴったりです。
以下でnicoオイルの口コミを紹介しているので、ぜひご覧ください。
ベビーオイルやワセリンを使う際の注意点
ベビーオイルとワセリンは多くの方に安全に使用できる製品ですが、正しく使わないと肌トラブルの原因になることもあります。
ここでは安全に使用するためのポイントを紹介します。
アレルギー反応のリスク
ベビーオイルとワセリンは比較的安全性の高い製品ですが、まれにアレルギー反応を引き起こすことがあります。
とくにベビーオイルは香料や添加物が含まれている製品もあるため、敏感肌の方は注意が必要です。初めて使用する際は、まず腕の内側など目立たない場所で少量をテストしてから使うようにしましょう。
もし使用後に赤み、かゆみ、発疹などの症状が現れた場合は、すぐに使用を中止し、必要に応じて医師に相談することをおすすめします。
使用を避けるべきシーン
ベビーオイルもワセリンも使用を避けるべきシーンがあります。
とくにベビーオイルは毛穴をふさぎやすいため、にきび肌の方の顔への使用は避けた方が無難です。また、ワセリンはシリコン製のコンタクトレンズと相性が悪く、目の周りに使用する場合は特に注意が必要です。
製品の特性を理解して、適切な場面で使用しましょう。
まとめ
赤ちゃんの肌を守るためには、適切な保湿が大切です。ベビーオイルとワセリンはどちらも保湿剤ですが、特徴が異なります。
選び方のポイントは、赤ちゃんの肌の状態や季節です。乾燥が軽いときはベビーオイル、しっかり保湿が必要なときはワセリンを選びましょう。どちらも適切に使えば、赤ちゃんの肌を健やかに保つことができます。